当科での臨床研修

 前期研修医

 

同愛記念病院で前期研修医を募集しております。研修プログラムに沿って研修していただくことになりますが、当科のローテーション(1.5ヶ月)が含まれております。希望者は、それに加え、選択コースで3ヶ月当科を再研修することができます。前期研修後にそのまま後期研修医として当科に残り、呼吸器・アレルギー専門医を目指して引き続き研修を継続することも可能です。

 

 

後期研修医

 

同愛記念病院アレルギー呼吸器科では、後期研修医を募集しております。当科の特徴としては、気管支喘息、COPDなどの慢性炎症性の気道疾患の研修が充実しています。特に気管支喘息は多様な病型が存在します。いくら丁寧にガイドラインや教科書を読み込んでも、遭遇する症例数が限られている場合は、専門医としてのスキルが十分に得られません。当科の外来は2,000/月と多数の気管支喘息患者さんが来院されますので、多様な病型の気管支喘息に治療に関して学ぶことができます。中にはガイドライン通りに治療介入がうまくいかない患者さんもおられます。そのような患者さんの治療に関して上級医と討論を重ねて治療を進めていくことを通して、呼吸器内科専門医やアレルギー専門医としてのスキルを磨いていくことができます。

当科の第2の特徴として、入院で担当する患者の疾患にバランスがとれている点があります。肺癌が増加している昨今、多くの大学病院や市中の大規模病院では、肺癌の患者さんが呼吸器内科病棟の入院患者の多くを占めているのが現状です。しかし、当科では歴史的背景もあり肺癌の患者は20%以下で、その他の感染症や炎症性疾患の患者さんが多いのが特徴です。加えて、アレルギー性肉芽腫性血管炎等の希少疾患の患者さんの入院もしばしばあります。よって、呼吸器疾患をバランスよく経験し学んでいきたい先生や、肺癌以外の呼吸器疾患をサブスペシャリティーにしたいと考えておられる先生の研修に適しています。

当科の第3の特徴として、豊富な症例数を生かした臨床研究を行うことを勧めております。また、そのサポート体制についても万全を期しています。臨床研究を希望される先生方には、臨床研究の立案の仕方から実施、統計、発表まで詳細に講義し、実践にあたっての相談に乗っていく指導体制が整っています。国際学会での発表や英文論文の執筆も可能です。臨床研究を実践することにより、研究を行う能力を磨くのみならず、多くの患者のデータや所見をひとつひとつ見ていくことで自分が実際には担当していない患者の詳細についても理解することができ、臨床医としても一回り大きく成長することができます。

 なお、当院は日本内科学会、日本呼吸器学会、日本アレルギー学会の認定研修施設ですので、当科での勤務中にこれらの学会の専門医認定のために単位を集めていくことができます。

 後期研修終了後に関しても、先生方のご希望に沿って各種のサポートをさせていただきます。ポストがあいていれば、当科の常勤医師として勤務することが可能です。また、希望する分野・地方の病院への就職のお手伝いもいたします。全国にひろがっている黨部長のネットワークと人脈を生かしてご希望の地域の病院への就職をサポートさせていただきます。進学希望者には大学院進学のためのアドバイスなどを提供できます。

 

 

 

アレルギー専門医、呼吸器科専門医を目指す先生方へ

日本呼吸器学会専門医、日本アレルギー学会専門医ともに、基盤版学会(内科)の認定医の取得後に3年間の認定施設での研修が必要です。専門医を目指す先生方には、常勤医師として勤務していただき専門医を目指す道を用意しています。当科は豊富な症例数を誇っておりますので、専門医認定申請に必要な症例の集積は容易にできます。当科の特徴として、各領域の呼吸器疾患の患者さんがバランスよく入院しておられ、加えて希少肺疾患の患者さんのご入院もしばしばあります(気管支喘息・COPD30%、肺感染症が20%、間質性肺炎が10%、肺癌が20%、その他希少肺疾患および膠原病が10%です)。外来は気管支喘息およびCOPDが約70%を占めています。特に気管支喘息は軽症から重症まで(おそらく日本でも有数の)多様な病態(フェノタイプ)の患者さんがおられます。COPDに関しても、重症度・フェノタイプともに多様です。したがって、特に必死で机上の勉強をしなくとも日々の診療を真摯に行なっていくことで、専門医としての知識と技能が自然に身についていきます。

検査および治療手技の習得の機会は豊富です。気管支鏡の技術も基礎からトレーニングが可能です。アレルギー関連の検査は臨床検査技師が施行するものが多いですが、手技の習得希望者には実施する機会を設けております。

臨床研究も当科の豊富な症例に基づいて行うことが可能です。計画の立案・データ収集・解析手法・論文化にあたっての考察の指導などを一貫して指導できる体制が整っていますので、専門医資格取得の余禄として論文業績も大学医局所属時と遜色なく増えてゆきます。当科では、現在いくつかの研究が行われています。研究課題に関しては、既存の研究に参加していただくこともできますが、基本的には各先生方にその興味に応じてご自分の研究テーマを持っていただき、ご自分が中心になって進めていただくようにしています。先生方の興味を尊重できるように、各自が診療を行う中で見つけたclinical questionresearch questionに持っていけるようなサポートおよび指導を行っております。

当科では、アレルギー疾患をサブスペシャリティーとして、将来一般内科医としてクリニック等で勤務することを希望されている先生も歓迎いたします。気管支喘息をはじめとするアレルギー疾患は現在患者数が増え続けています。このような患者さんは多くが外来をを受診されますので、当科で多様な患者さんを診療し考え学んでいただくことは将来大きな力になります。また、アレルギー疾患の専門医の先生の中にはご自分のクリニックをお持ちになり、そこでの患者さんのデータを解析して臨床研究を継続し、学会でご活躍の先生もおられます。そのような先生方をロールモデルとして将来活躍する道もあります。

国内留学も歓迎しております。特に当院で専門医の資格を得てその後地方に帰り、地元で専門医として活躍したい先生方のサポートをしたいと考えております。

呼吸器やアレルギーの専門医を取得された先生が専門性を発揮しつつ、さらにスキルアップしていきたいと考えておられる場合も歓迎です。当院の特徴として、 外来では多様なタイプのアレルギー性・炎症性気道疾患の患者を診療することができ、書物や論文を読むだけでは得られない専門医としての実地臨床の感覚および経験値が身につきます。

外勤は週に半日もしくは1日認められております。外勤先をすでにお持ちの先生方はそのままご継続が可能ですし、現在外勤先がない先生方にもご紹介が可能です。

専門医取得後は、当科の常勤医として臨床および臨床研究を継続することができます。ご転職希望の際には、当科部長をはじめとするスタッフの持つ人脈ネットワークを利用して、専門分野の知識・経験が生かせる全国の大学や病院に就職するためのお手伝いをいたします。国内および海外へのご留学希望の先生には、国内各所の大学・病院に加えて英国インペリアルカレッジをはじめとした海外留学先の紹介もできる準備が整っています。

 

 

 

アレルギー呼吸器病学以外の専門をお持ちの先生方へ

当科では、アレルギー呼吸器疾患以外の分野の専門の先生で短期集中型でアレルギー疾患・呼吸器疾患について経験を積み学びたいとお考えの先生も歓迎いたします。

昨今は、気管支喘息をはじめとするアレルギー疾患が増加の一途をたどってきております。一般医家としてご開業をされている先生が、アレルギー疾患を診察される機会が増加してきております。すでに他の分野のご専門をお持ちになりクリニックのご開業を考えておられる先生にとりましても、気管支喘息をはじめとするアレルギー疾患のご経験を積まれることは大きな力になるのではないかと考えられます。

また、気管支喘息の患者の増加に伴い気管支喘息の患者さんが外科手術をお受けになる機会も増えてきております。私どもにとりましても、外科手術前に気管支喘息に関するご相談をお受けする機会が増えております。外科系がご専門の先生にとりましても、気管支喘息の診断と治療の基本・発作時の処置等を習得することは大きな力になり患者さんの信頼を得るもととなると思われます。

すでにアレルギー呼吸器疾患以外の専門をお持ちの先生が上記のような目的でご勤務を希望される際には、アレルギー呼吸器疾患の診療経験に関わらず医師としての経験年数に基づいた給与体系を適応させていただくことができます。もちろん、アレルギー呼吸器疾患の診療経験がなくとも責任をもってご指導をさせていただきます。

 かつて、小児科医として約15年間のご経験を積まれたのちに成人喘息についても経験を積みたいとご希望され、当科に2年間ご勤務された先生がおられました。成人の診療のご経験はなかったのですが、大変熱心にご勤務されていました。その先生は現在故郷で小児科医院を開業しておられますが、当科での研修経験に基づいて親御さんやおじいさん・おばあさんなどご家族みなさんを診療することができると大変評判になっておられるようです。小児科医でありながら、お孫さんを連れてこられたおじいさんの症状からCOPDを診断することができ、かつ治療介入もできる汎用性を備えた良医としてご活躍されています。

 

 

 

現在での実績

●国内留学受け入れ実績:沖縄県立中部病院(うるま市) 1名)、都立墨東病院(墨田区)(2名)

●海外留学の紹介実績:

長期)National Heart and Lung Institute, Imperial College London(英国) 3名)

(短期)University College London熱帯医学講座(英国)(1名)、ハワイ大学医学部(米国)(1名)

 

●これまでに所属した常勤医の出身大学(順不同):

東海大学、金沢医科大学、聖マリアンナ医科大学、帝京大学、東京女子医科大学、横浜市立大学、滋賀医科大学、昭和大学、鹿児島大学、藤田医科大学、佐賀大学、東京医科大学、福井医科大学、富山大学、埼玉医科大学、日本大学、日本医科大学、大阪市立大学、名古屋市立大学

 

●これまでに所属した常勤医の当科卒業後の行き先(順不同):

国公立大学法人(呼吸器内科医局員・大学院進学)、私立医科大学(大学院進学・救急医療)、医院開業(小児科)、都立病院(呼吸器内科常勤医)、一般市中病院(内科常勤医・小児科常勤医)、地域医療(往診医)、市役所職員(医療行政職)、生命保険会社勤務、海外留学(博士研究員)、メディカルモール勤務など。

 

常勤医または後期研修医としてのご入職のご希望は、随時受け付けております。

病院見学希望の学生さん・先生方も随時受け付けております。

 

黨 康夫部長(ym_to@yahoo.co.jp)宛てにお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

2011年、沖縄県立中部病院から国内留学にいらした先生とともに。

2012年医局納涼会です。

東京・丸の内で高級タイ料理を楽しみました。

2012年医局忘年会です。

ミシュラン一つ星☆のフレンチレストランで、美味しい料理をいただきました。

2013年医局納涼会です。
東京スカイツリータウン・東京ソラマチ内にあるソラシド・フードリレーションレストランで素材の味を生かした料理を美味しくいただきました。

2013年11月11日、英国インペリアルカレッジロンドン医学部教授のPeter J Barnes先生を招聘して江東病院呼吸器内科と当院アレルギー呼吸器科の合同研究会を催しました。(横浜市)

2014年医局納涼会です。

2012年にも利用した高級タイ料理のレストラン(マンゴツリーカフェ東京)で、綺麗な夜景と美味しいお食事を楽しみました。

2015年医局新年会です。東京ドームホテルの宴会場で、冬のイルミネーションを眺めながら美味しい料理に舌鼓を打ちました。

2015年第5回DKRSC研究会です。当科の三上慎太郎先生が症例発表、小倉直人先生がセッション座長を務めました。

2015年医局納涼会です。都内の美味しい焼肉屋さんで「お肉の宴」を楽しみました。(当科医局主催の会合は、すべて会費無料です)

2016年医局新年会です。東京ドームホテルの夜景がきれいな宴会場を1室借り切り、美味しい洋食と中華のコースメニューを堪能しました。毎回お馴染みのふかひれスープと、その後に供されたビーフブルスケッタの香ばしさにノックアウトされました。

(写真はノックアウト後の様子です)

2018年医局納涼会です。明治記念館の中庭に面したビアガーデンで、涼風を浴びながら結婚式場クオリティの美味しい洋食メニューを堪能しました。海鮮アヒージョや和牛サーロインステーキがとてもおいしかったです。

 

お知らせ

 当科への常勤医師としてのご入職に関するお問い合わせは、ym_to@yahoo.co.jp (部長 黨 康夫:とう やすお)にご連絡ください。なお、患者さまのご病状などに関するご質問は医師法抵触の恐れ(無診察診療)がございますので受け付けできません。

 後期研修希望者や(現在ほかの病院に勤務されている先生の)期間限定の国内留学のお問い合わせも同アドレスにて受け付けております。

アレルギー呼吸器疾患以外のご専門をお持ちの先生で、期間限定でアレルギー呼吸器疾患のトレーニングのご希望も歓迎いたします。