当科の特徴

当科では主として以下のような疾患の診療をしています。

①呼吸器疾患:COPD, 間質性肺炎、肺炎、肺結核、気胸、肉芽腫性肺疾患、過敏性肺臓炎、その他びまん性肺疾患、肺がん、胸膜疾患、縦隔腫瘍など。

②アレルギー性疾患:気管支喘息、アレルギー性肉芽腫性血管炎、食物アレルギー、薬剤アレルギーなど

③膠原病:慢性関節リウマチ、血管炎など。

 

外来は、2,100人/月と大変多くの患者さんが受診されます。疾患の内訳では、気管支喘息およびCOPDが約70%を占めています。特に気管支喘息は軽症から重症まで、かつ多様な病態の患者さんがおられます。COPDに関しても重症度phenotypeともに多様です。

入院患者は、20~30名程度です。気管支喘息およびCOPDが30%、肺炎が30%、間質性肺炎が10%、肺がんが20%、その他希少肺疾患および膠原病が10%です。

 

受け持ち患者は平均して5~10人前後です。気管支鏡検査は原則として1回/週(1~3例)ですが、臨時に必要な際には随時行っています。また、敷地内に保育所(土曜・夜間保育対応)がありますので、小さなお子さんがおられる先生も仕事との両立が可能です。

当科の診療システムの特徴

当院は、スタッフが一丸となって地域の医療に貢献する東京23区内の基幹病院です。大きからず小さからず適切な規模の病院であるため、各科の医療スタッフの風通しがよく積極的に意見交換を行っています。具体的に以下のような特徴があります。 

 

1.気道可逆性テスト・呼気NO(一酸化窒素)測定が予約なく当日中に行えます。

当科では、気道可逆性テスト・呼気NO測定を予約なしで外来で行うことができるシステムを構築しています。結果は検査後すぐに返却されますのでオーダーしてから約30分後にはもう結果が手元に戻ります。外来新患で、気管支喘息が疑われる患者に対しては全員に即日に気道可逆性テストもしくは呼気NO測定を行い、診断に役立てています。

 

2.臨床検査部門がハイクオリティ。

この規模の病院としては飛びぬけて臨床検査部のレベルが高いです。

たとえば、肺炎の治療方針の決定に重要なグラム染色に関しては、しばしば細菌検査室へ出向き、検査技師と密な話し合いをした上で治療方針を決定しています。検査技師も大変高い技能を持っており、かつ協力的です。末梢血・病理診断などの部門も、異常な細胞や検査値を発見すると速やかに担当医に報告してくれます。

 

 

3.各科の医師間の壁がない。

各科の医師がお互いに顔見知りであり、特に病棟では正式なコンサルテーション手続きをとらずともお互いに相談しあう雰囲気があります。合併症で困ったときは他科の医師に気軽に相談できます。さらに、呼吸器以外の点に関しても気軽に学ぶことができ、医師としての総合力を磨くこともできます。

 

 

4. 療養型病棟が併設。

急性期医療が終了し、転院先探しに難渋することが多い中で、当院は療養型病棟があるため効率的にベッド運用が可能です。急性期患者が増加する冬などにも慢性期患者が急性期病棟を占拠しないため、スムーズな入院ができます。

 

5.「合衆国」としての強みがある。

当科の医師はさまざまな大学や一般病院で経験を積んだ医師が集まっています。そのため、アレルギー・呼吸器領域の中での各分野にそれぞれ詳しい医師がおり、困った時に気軽に相談できます。したがって、日常診療の中で、当該専門分野のオールラウンダーとしての総合力を磨くことができます。

 

 

お知らせ

 当科への常勤医師としてのご入職に関するお問い合わせは、ym_to@yahoo.co.jp (部長 黨 康夫:とう やすお)にご連絡ください。なお、患者さまのご病状などに関するご質問は医師法抵触の恐れ(無診察診療)がございますので受け付けできません。

 後期研修希望者や(現在ほかの病院に勤務されている先生の)期間限定の国内留学のお問い合わせも同アドレスにて受け付けております。

アレルギー呼吸器疾患以外のご専門をお持ちの先生で、期間限定でアレルギー呼吸器疾患のトレーニングのご希望も歓迎いたします。